冒険の自転車(仮)

自転車旅・キャンプツーリングのあれこれ.

【2021年7月】四国横断キャンプツーリング【徳島~足摺岬】day1

こんにちは、ENDOです。自転車旅の思い出を文章と写真で残したいということでブログをはじめました。

 

ブログ1記事目で特に前置きなどもないのは変な感じがしますが、執筆意欲が冷めないうちに7/22~7/26に行われた「四国横断キャンプツーリング」の記事をまずは1日分書いてしまいます。

ではでは、さっそく。

 

 

 

 

0.旅のきっかけ

自転車旅のために空けておいた7/22~7/25の4連休。

つい先日には日本全域で梅雨明けが発表されたばかりだ。

思えば6月は毎週末のように雨で旅ができなかった。

夏を感じたい。夏を感じたい・・・

週末には行けないような遠いところで、夏を感じる旅をしたい。

選ばれた候補は2つ。

飛騨・信州四国西部(四万十・足摺)

しかし、当時の予報では「東日本の山間部を中心にゲリラ豪雨の可能性が高まっている」とのこと。実際、気象庁の天気予報では岐阜県飛騨地方、長野県全域で「信頼度C」が目立った。天気予報でよく聞く「大気の状態が不安定」ということだろう。そんな中強行して旅中(しかも今回はキャンプ予定)にゲリラ豪雨に遭うのは悲惨すぎる。

四国、行くしかない。ただ四万十・足摺だけでは4日間は持て余してしまう。そうだ、

前々から走りたかった国道439号で徳島から四国山地を横断して最後に四万十川足摺岬を楽しめばカンペキではないか??

こんな名案、いやただの欲張りセットを思いついてしまった。

 

1.バス輪行で徳島へ 徳島市内~雨乞の滝

神戸(三宮)から四国、特に高松と徳島は本当にアクセスしやすい。

高松へはジャンボフェリーで4時間15分、1600円(U25割&往復割適応)

徳島へは各種会社の高速バスで2時間、2700円(学割適応)

今回お世話になるのは「山陽バス」は、高速バスでは珍しいことに

輪行可能

※神戸-徳島線輪行可否はバス会社によって変わり、西日本JRバス阪神バスは不可。

山陽バス、本四海峡バス、JR四国バスは可。

 

今回のパッキングをざっくりと紹介すると(下の写真参照)

・シートポストにつける簡易型キャリア←テント、シュラフ、マット、衣類

・フォークの横にケージ←衣類

・ハンドルバーバッグ←お米、クッカー、バーナー、ガス、工具

・ザック←補給食、地図、ミニポンプなどなど

これでキャリアのつけられないロードバイクでもキャンプツーリングを楽しめるというわけだ!!!ロードバイクで軽快にキャンプツーリングができる。さらにさらに、このパッキングの真の強みは輪行時に発揮される!

 

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これが・・・

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こうして・・・

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こうなる!!!

簡易キャリアはボルト1本で取り外せて、フォーク横のバッグはつけたままで袋(mont-bell コンパクトリンコウバッグ)に収まる。

パッキングなしの輪行+1分(キャリアの取り外し)という手間で輪行が可能!!!

楽に輪行を済ませバスに乗り込み、いざ4泊5日のキャンプツーリングへ出発!!!

 

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明石海峡大橋鳴門海峡大橋を渡るので、車窓を楽しめる!

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7:15に神戸三宮バスターミナルを出発したバスは9:00に徳島駅前に到着。

徳島駅に到着後、自転車を組み立てたら真っ先に向かうのは、

徳島本町交差点」

なぜここに寄るのかというと、今回の旅の大きな目的の一つは

「日本三大酷道国道439号徳島市四万十市全線走破」

この交差点は国道439の起点となる、すごく重要な場所。

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徳島本町交差点で士気を高め、4泊5日四国横断の旅の幕開け!

 

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こういう街の景色を見てられるもの今だけだぞ・・・

 

出発してすぐ、キャンプ飯購入の場所を決めようと地図を見るととんでもない情報を知ってしまう。なんとR439沿いに徳島市街地を抜けた後は、神山町に1軒あるファミマを除いて、高知県大豊町に至るまでの約130kmの山岳区間にスーパーやコンビニは無い!!!

個人商店は点在しているけれど臨時休業等の可能性を考えるとあまりにもリスキー。というわけでR439沿い最後のスーパー、「セブン八万店」に直行する。

 

f:id:mamebike14:20211008011506j:plain最高気温32℃、キャンプ場までは70km、1700m↑

生鮮食品は当然諦めることになる。

とりあえず今日の夕飯と明日の朝ごはんがあれば大丈夫。

まだ徳島市内なのに高まるサバイバル感ww

 

出発からわずか10km、佐那河内村に入ると山の景色に一変する。

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こういう夏の景色を求めていた!!

 

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佐那河内村-神山町の府能トンネルでは「冒険」を求めてあえて旧道をゆく。

時間が止まったような感覚と、新道では見られない景色がもう最高。

旧道は通行止めや廃道になりやすいから走れるときに走っておきたい。

 

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道の駅神山ですだちくんがお出迎え。すだちくんかわいい。

 

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すだちアイス&ドリンクで体を冷やしてリフレッシュ!

 

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すごく夏を感じない??

 

道の駅での休憩後は、以前から行きたかった雨乞の滝へ。

 

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途中小さな滝を横目に見ながら、滑りやすい登山道をSPDシューズでカリカリ・・・

 

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自転車を降りて歩くこと700m,180m↑ 

巨大な岩を越えるとそこには!

 

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うわあ、、、、、、

想像のはるか上をゆく圧倒的美!!!

そして2本の滝の全貌を広角モードでおさめられるiPhone12proの性能の高さ。

約450kmの旅程のうち、わずか35kmでこんな絶景に出会ってしまっていいのだろうか。四国山地、最高に楽しい。

 

2.雨乞の滝~川井峠

雨乞の滝のあまりの美しさに30分ほど滞在してしまった。

キャンプ場のチェックインが遅くならないよう急いでR439に戻る。

 

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左に行けばR439(R438との重複区間)、右に行けばR193
これぞ四国、どちらを選んでも酷道は避けられない!笑笑

 

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神山町中心部を過ぎると舗装は荒れて1車線に。

いよいよ日本三大酷道439が牙をむく。

 

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そばを流れる鮎喰川の透明度が急上昇!

 

f:id:mamebike14:20211008011620j:plain7%くらいの適度な斜面を登り続けること約30分、

神山町美馬市を結ぶ川井峠(標高740m)に到着!

トンネルが雰囲気を醸し出す川井峠だが、この峠の見どころは美馬市側にある。

 

3.川井峠~中尾山高原キャンプ場

川井トンネルを抜けた後は、深い森の中を縫うように走る四国特有の楽しい道が続く。

川井トンネルの標高は740m,ここから下りが続いて350mまで下がる。中尾山高原キャンプ場の標高は1050m。なかなかハードだな笑笑

 

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右手に見える建物があっさり中華そばで有名な「おお峰食堂」。

こんな山奥に飲食店があるのは面白い。

15時までの営業で今回は残念ながら立ち寄れず...(現在16:24)

 

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どこまでも山深い四国山脈。峠を下っているといきなりこういう景色が展開してくるから本当に走っていて飽きない。

 

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川井峠を降り、キャンプ場への最後の登りの前に水分調達&少し休憩。

車重20kgでのヒルクライムでは足にじわじわと疲れが溜まる。

 

ここで時刻はすでに17:30。ここからキャンプ場まではさらに700m↑のヒルクライム

キャンプ装備であることを考えると19時前につけば上出来だろうか。

夏真っ盛りで日は長いがキャンプをするにはなかなか遅い時間になってしまった。

 

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中尾山(なこやま)高原登り口。キャンプ場まであと8km頑張るぞ!!

 

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狭い道、開ける景色!

しかしヒルクライムを楽しむ余裕があるのも途中までで、最後の2kmは足にほとんど力が入らなかった笑

 

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ボロボロになりながらもGARMINの標高は1050m、ヒルクライムは突然に終わった。

予約を取ったから大丈夫なはずだけど、本当にここがキャンプ場??

 

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!?!?!?

ここは天国か!!

空が近い!!正面には剣山に至る山々が広がる!!解放感が半端じゃない!!

そのうえ夕暮れ時で雰囲気がすごく幻想的。

たった1030円でここでキャンプできるなんて夢みたいだ。

こんな場所を山奥に隠し持ってたなんて、ずるいぞ徳島県

 

4.中尾山高原キャンプ場にて

この日は他のキャンパーも多く、場所取りに多少苦労して19:39に設営完了。

達成感と安心感からか急にお腹が減ってきた。早くシャワー浴びてご飯を炊かないとハンガーノックまっしぐら。

 

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高原の湯温泉

ただのコインシャワー室(失礼。)なのに洒落た名前をしている。

清潔感があって気持ちよかった。

 

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今日の夕飯はガス炊きのご飯と398円のちょっとリッチな鯖缶

クッカーとガスでご飯を炊きながらもう一つのクッカーで鯖缶を湯煎する。

これこそがキャンプツーリングならではの心が落ち着く最高のひとときだ!

最高のロケーションで食べる炊き立てのご飯なんて美味いに決まってる。

山の中でのキャンプ飯はこれで大満足。

 

f:id:mamebike14:20211008011715j:plain食器洗いを済ませるとなんだかんだ言ってもう22時。

テントに入ったら明日に備えてすぐに寝るだけ。

四国横断day1は荷物を積んで20kgとなったバイクで獲得標高1701mを登りきることができた。明日は見ノ越(1400m)と京柱峠(1120m)を越えて、できる限り西に進みたい。

広大な四国山地を横断する旅はまだまだ始まったばかりだ。