冒険の自転車(仮)

自転車旅・キャンプツーリングのあれこれ.

2023GW 新緑の四国山地 day1

2023/4/30 本日の行程

 

0.旅のきっかけ

春休みの終わりからGWの初日までわずか3週間。あまりに休みと休みが近くて、申し訳なくなってしまう。例によって今年のGWの旅先を悩んでいたところ、「石鎚山に登りたい!」という大学の友人の一声ですべてが決まった。高松を起点に、未走区間の多いR11を西条まで走り、翌日石鎚登山、さらに翌日はUFOラインへ。絶対楽しいに決まってる、王道にして至高のプラン。

こうして大学生活第14回目の四国旅、題して「第14次四国遠征」が開幕した。

 

1.新造船「あおい」で高松へ

どうしても新造船「あおい」に乗りたくて、あまり使う機会のなかった神戸19:20発の便に乗船。

 

指定席エリアへの入場ゲート

船内のサイクルピットに自転車を持ち込むこともできる(有料)

ピアノ

雑魚寝スペースにも1人1コンセント

旧船と比べてコンセントの数が大幅に増えたのは、旅人にとって一番うれしいポイントだった。船内座れるところにはほぼ必ずコンセントがあるくらい。もう雑魚寝スペースでコンセントの取り合いになることはない!

全席きっちりと区画が分けられ、良くも悪くも旧船の雑然とした感じは消えてしまったが、より快適な船旅になったことは間違いない。

 

高松東港には24時過ぎに到着。そのまま付近の快活に直行し、5時間ほど睡眠をとった。旅、始まる。

 

2.R11サイクリング(香川県内)

翌朝は午前8時ちょうどの出発。110kmの行程を考えるとやや遅れ気味......
さて、香川県内は移動優先でR11を直進するつもりだった。

基本的に市街地が続き、走りは単調だ。

考えることといったら、うどんをどこで食べるかくらい(笑)

 

高松市-坂出市の五色台トンネル。市街地とは思えない緑の濃さ。
香川県内は小高い山が多く、おもしろい(しんどい)

 

今回のうどんは、丸亀市「本格手打ちうどん あかみち」
中(2玉)とおにぎり合わせて510円。

セルフサービスじゃないのにリーズナブルで、いりこ出汁の効いた間違いない美味しさだった。

 

※訪問した2023年4月30日以降一時閉店し、6月頃善通寺市に移転するとのこと!

なんというベストタイミング!

goo.gl

 

無心で漕げば県境は目前。

休憩で立ち寄った道の駅「とよはま」には、何やら香ばしい物体が......

 

「ゆゆゆ(結城友奈は勇者である)」推しの道の駅とよはま。訪問時は、観音寺が舞台のアニメだということは知っていても、見たことはなかった。

旅から帰ってきた後に見ると、独特の神話的な世界観とキャラの魅力と2期「鷲尾須美の章」の衝撃の展開にのめり込んでしまう。

ゆゆゆを見ずに来てしまうなんて本当に惜しいことをした!再訪確定です。

 

今となってはもうゆゆゆオタクになりかけなので写真をたくさん貼っておきます()  グッズの充実具合が凄い。

 

ゆゆゆ以外にも、和三盆ソフトが絶品。

3.R11サイクリング(愛媛県内西条まで)

愛媛県入り!
香川-愛媛の県境を越えるのは今回が初めて。

 

瀬戸内随一の工業都市、四国中央。

名だたる製紙メーカーの工場が立ち並ぶ光景は圧巻だった。マジで工場しかない(笑)

製紙工場の臭いがやや鼻をつく。

 

愛媛県に入ってからというもの、とにかく山が近くて飽きない!

平地と山が近いのは四国では珍しくないが、ここではずっと山脈が連なっているから、他にはない圧迫感がある。

 

新居浜イオンモールで買い出しをすると、御覧の通りの限界積載。

朝出発する前に眼鏡を踏んで割ってしまい、レンズをここで交換したのもいい思い出w

 

出発直前に割っちゃった眼鏡(絶望)

 

西条市内に着くころには18時を過ぎていた。

名水の町、西条。町中に井戸があって、石鎚山の伏流水をそのまま飲むことができる。

「『飲む』ときには手を洗うなど衛生面に十分注意してください」という、水質には一切触れない注意書きが面白い。

 

R11「加茂川橋」から眺める、市街地に迫る壁のような四国山地

この橋から山を眺めると、明日からの行程に緊張して身が引き締まる。

 

オートバイで来た友人Y(仮称)と合流!お互いすっかり遅くなってしまった。

ここをキャンプ地とする!加茂川河川敷のトリム公園は無料でキャンプが可能。

トイレも水場(湧き水!飲用可!)もあってアウトドアの拠点に最適だ。

 

公園から4kmの湯之谷温泉へ。四国では珍しい、本格的な良い温泉だった。

 

キャンプ飯!新居浜イオンモールでなぜか味付けジンギスカンが安く売っていたから、即購入。ジンギスカンはキャンプ飯の頂点。

バイクにガス式の焼き肉コンロを積んできてくれて、豪華なキャンプ飯を楽しんだ。

自転車でもオートバイにも日中はそれぞれ思い思いにツーリングを楽しんで、夜キャンプ地で合流する旅のスタイルも楽しいね。