【2021年7月】四国横断キャンプツーリング【徳島~足摺岬】day3
こんにちはENDOです.約2か月ぶりの投稿となってしまいました.
四国横断キャンプツーリング,第3日です.
本日の見どころは日本一の水質を誇る「仁淀川」!
実は以前3月にも仁淀川を訪れたことがあるのですが,仁淀ブルーは夏の景色と合わさると何倍にも美しくなります.仁淀ブルーは夏が断然おススメです.
一日中完璧な晴天に恵まれ,四国横断旅のクライマックス的な一日になりました.
1.夏の朝の里山を行く
5時20分,起床.狙っていた通り早起きができた.
夏真っ盛りとはいえ,内陸部にあるためか夜と朝は結構涼しくて快適だった.
7時10分,出発!
キャンプ場で出たゴミや洗濯物をキャリアにくくりつけて走る旅人スタイル!笑
キャンプ場を出てから50kmは,ずっとこんな感じでR439の中でも快適に走れる区間が続く.今のうちに距離を稼いでおきたい.横にきれいな川が流れる,夏の里山の雰囲気が大変良い.
いの町に入るまでゆるやかな上り坂だが,全く苦にならない.
こういうローカルな地図を見るのが好き.ツーリングマップルには載っていないような細かい情報が書かれてる.
道の駅「633美(むささび)の里」国道193号と439号が合流する地点ということで193+439=633らしい.手作りのお弁当コーナーが充実してて面白かった.ゆずとかつおでご当地セットを楽しむ!
四国ではこのくらいの透明度がそこら中で見られるから本当にすごい.
新大峠トンネル.トンネルを抜けるといよいよ仁淀川町.旧道も気になるが,時間的制約から今回はトンネルを突っ切る.
2.奇跡の清流仁淀川
仁淀ブルーは,あまりに突然に.
橋から何気なく下を見下ろした瞬間,この景色.しばらく橋の上から動けなかった.
山と空と済んだ川と,そこで遊ぶ人々.
そうだ,こういう日本の夏の原風景的な(のんのんびより的な)ものを求めて四国に来たんだ!
この旅が天気に恵まれて,四国に来れて,高知に来れて,本当によかった.
というか日本に生まれてよかった・・・!
しばらくこの景色を楽しんだ後は「池川茶園工房Cafe」へ.楽しいことがどんどん連鎖する.
すっごい上品.仁淀川のそばで食べるスイーツやばい.(語彙力)
仁淀ブルーで視覚は大満足,池川茶園で味覚も大満足,そろそろ走り出そうとするけれどさらなる仁淀ブルーが足を引き留める!!
仁淀川の透明度はもちろん,幾何学的に美しい川と中州と,色とりどりのテントと,川遊びをする人々.後ろの斜面に立つ民家もまたいい.この調和がなんというかもう最高に芸術的.すべて含めて奇跡の清流,仁淀川.
後で調べてみたらどうやらこのスポット,「宮崎の河原」という無料キャンプ場らしい.昨日の帰全山公園キャンプ場もよかったけどここでキャンプしてみたかったな・・・!次回また来よう!
仁淀川町役場を通り過ぎ,次は中津渓谷へ.仁淀ブルーが特に綺麗にみられる渓谷と聞いて楽しみにしていたが,4連休の真っ只中で人が多すぎた.
仁淀ブルーは先ほど満喫したし,明日は四万十川もあるから今回はパス.
中津渓谷のほかにも安居渓谷,にこ淵もまだ見ていない.仁淀川エリアは一度では回り切れない.次回に楽しみを残しておく.
中津渓谷のほんの入り口だけ写真におさめておいた.
少し進むと景色は一変しダム湖と橋のダイナミックな光景に.これも一応仁淀川なのか.信じられない.
あの赤い橋がきれいだったから渡ってみた。
橋の上でちょっと一休みしつつ、たまたま地図を開いてみると
コースアウト!!!地図で見ればすべて道なりに見える,よくある錯覚を起こした.
今気づいて本当に良かった.
このまま直進してたら松山に行っていた!!(それはそれでよく...ないです)
片道5km,往復10kmのロスタイムを背負うことになってしまった.
3.矢筈峠越え
この後は見ノ越,京柱峠に続くR439第3の峠「矢筈峠」に向けて急坂と隘路が続く.
synapseには険しい道が似合う.
あの白い岩ってもしかして四国カルスト!?
矢筈峠(750m)に到着.矢筈峠の頂上で,気になるスポットを発見.
なんと「四万十川源流点」!
どうやら8km350m↑進んで,さらに登山した先にあるようだ.
四万十川源流は湧き水のようになっていて飲めるらしい.すごく興味をひかれるが,現在時刻は15:22,さすがに時間が足りない.
この広大な四国山地は一度横断したくらいじゃ全て回りきれるわけない.
石鎚山,四国カルストにも行きたいしまた来る機会は絶対ある.気長に考えよう.
峠を越えても,まだまだ川はきれいだった.
ここ津野町は,四万十川,さらには四国カルストの入り口になる魅力的なエリアだ.
4.キャンプ場にて
少しのぼって,本日のお宿「太郎川公園キャンプ場」に到着!
芝生のフリーサイトで,1人1張料金550円.温泉隣接.3km先にスーパーあり.当日12時の予約でも受け付けてくれた.これ以上ないってほどのスペックの神キャンプ場だ.
テントを設営したら,お楽しみタイム.軽くなった自転車で買い出しと温泉に向かう.
梼原町中心部には伝統的な街並みが残る.
地域密着型スーパーでご当地食材きた!宿代も550円に抑えられたことだし,今夜も焼肉で奮発だ!お店じゃ高くてなかなか食べられないような食材もリーズナブルに楽しめるのもキャンプの魅力.
キャンプ場隣接の温泉施設「雲の上の温泉」は隈研吾氏の設計による特徴的なデザイン.この旅は意外な発見が尽きない.
キャンプ場ではバイクツーリング中のキャンパーさんと交流もあり,
寝る瞬間までめちゃくちゃ楽しい一日だった.
明日は四万十川でどんな景色がみられるのだろうか.